自宅近所にスーパーマーケット OKマートが進出してきた。テレビ東京の経済関連番組で知って以来、近所に出来るといいなぁ〜って思いつつ数年経ってしまった。それがつい最近、やってきた。自宅近所は20年以上、AEONが独占してたんだけど、バリアフリー完備ではなく利用しにくかった。

OKマートは駐車場、エレベーター、トイレがバリアフリー完備されているスーパーマーケットだ。この3つが揃ってる施設や飲食店はなかなか見つからない。
エレベーターは大型が2基あり、中に鏡あり。また、車椅子用の押しボタンあり。なんのことか分からない健常者が多いそうなので施設で分かりやすく説明板を付けるべきかなと。
大人の85%が答えられない『エレベーターの中に鏡がある理由』分かりますか?
http://spotlight-media.jp/article/216545610636615866次にトイレ。ドアには「どなたでも利用できます。」と表示されてたので、また多目的トイレかっ!と思ってしまった。




ドアを開けると、
これは、完全に身障者用トイレだ。手すり、車椅子向け手洗い場、人工肛門用のトイレに目的が限定されてた。こういうトイレが増えればいいのになぁ。
最近は元からあった身障者用トイレに後付けでいろいろな機能が追加されて車椅子が入りにくいトイレや健常者に使いやすい多目的トイレになって身障者に使いにくくて困ってるけど、設備設計する人はもう少し考えて欲しい。
3つ目は駐車場。
今に始まったことでは無いけど、身障者用スペースに健常者が止めるケースは減らない。止めるべき人が使えない。どの施設も駐車スペースの真ん中にパイロン(赤いコーン)を置いて健常者が止めれないよう対策してるけど中途半端すぎる。車椅子ユーザーが一人で来た場合を想定していない。店員や警備員を呼べばいいと言うが常駐してないのがほとんどで、車椅子ユーザーは一人で来るな!という無言の圧力に感じる。

オーケーマートは他の施設には無い対策があった。パイロンはあるのだが専用スペースの隅に置いてある。
これは、強い意志が表れている。一般車両が駐車した場合、買い物途中でも呼び出すぞ!というメッセージだ。店内は広いので放送で呼び出すのだろう。
例えば「車椅子専用スペースに駐車しているナンバー◯◯◯◯のお車の方、駐車場にお戻りください。」って放送されるのだ。これは凄く恥ずかしいぞ。おかげで一般車両が駐車しているところは見たことが無い。オーケーマート以外の企業、公共施設も同じような対策をすべきだと思う。
他には通路は全てフラットだ。多少傾斜はあるが自走式車椅子でも難なく一人で移動できる。
店内は各エリアで常に店員が目を配り、車椅子ユーザーでも安心して商品を手に取ることができる。当たり前のことなのだが、これができない大手スーパーマーケットが多い。本当に有難くてずっとリピートして行きたいと思った。
今でも、車椅子の入店拒否が多く、トイレを探すのも一苦労で、外出が面倒になってきてる自分。ネット注文して届けてもらえばいいと考えてたけど、やっぱり外出して買い物をするほうがいいので入店できる店を開拓していく。